笹清水九頭竜神社(読み)ささしみずくずりゆうじんじや

日本歴史地名大系 「笹清水九頭竜神社」の解説

笹清水九頭竜神社
ささしみずくずりゆうじんじや

[現在地名]弘前市清水富田

弘前市の南西大開おおびらきの金属団地の北、林檎畑の中にある。神社境内正面下を寺沢てらさわ川が北東に流れる。

「清水村郷土誌」によれば、親方おやかた町で紅花商売をして藩の御用出入を許された笹田儀右衛門が、自家にすみついて家運隆盛をもたらした大蛇を霊泉の湧いていた笹清水に産神として祀り、建てたのが九頭竜大権現という。大行院由緒書(同誌)によれば、文政元年(一八一八)同権現は大行だいぎよう(現廃寺)の持宮に仰付けられ、翌二年同院が受取った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android