筆匠(読み)ひつしよう

普及版 字通 「筆匠」の読み・字形・画数・意味

【筆匠】ひつしよう

筆師

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の筆匠の言及

【筆】より

…宋代には欧陽修,蘇軾(そしよく),黄庭堅,米芾(べいふつ),蔡襄ら高名な文人,書家が競って精妙な文房具を求め,蘇易簡の《文房四譜》など文房清供に関する著述が刊行された。それにともない,諸葛高などすぐれた筆匠が現れ,彼らの製筆がもてはやされた。元代の筆匠としては呉興(浙江省湖州)の馮応科(ふうおうか)が名高く,その製筆は趙孟頫(ちようもうふ),銭選とともに三絶と称された。…

※「筆匠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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