普及版 字通 「筴」の読み・字形・画数・意味
筴
13画
[字訓] はかりごと・めどぎ・はし
[字形] 形声
声符は夾(きよう)。字はまた策と通用し、易筮のめどぎの意に用いる。〔礼記、曲礼上〕「龜を卜と爲し、筴を筮(ぜい)と爲す」とみえ、策の音でよむ。
[訓義]
1. めどぎ。
2. はかりごと。
3. はさむ、はし、かなばし。
4. 小さいさやのある実。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕筴 ハシ・カゾフ・カカリ 〔字鏡集〕筴 カカリ・カゾフ・ハカリゴト
[語系]
筴(策)・冊・柵tshekは同声。筴は易筮に用いるめどぎ、策は簡策・策謀のように、それぞれの用法がある。冊は柵の初文。のち書冊の意となった。
[下接語]
易筴・火筴・宰筴・筴・馬筴
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報