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管流し くだながし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

管流し
くだながし

木材流送の一つ。主として上流急流部で行われるもので,伐採した木を1本1本単独で流すもの。中流で集めて筏に組み,下流部でさらに大きな筏に組んで,集積地まで運ばれたが,林道の開発などでトラック輸送が盛んになるにつれて姿を消している。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

くだ‐ながし【管流し】

伐採した木を谷川に1本ずつ投げ入れて流し送ること。 春》

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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

くだながし【管流し】

狭い谷川などで、木材を筏いかだに組まず一本ずつ流す運材法。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の管流しの言及

【筏】より

…木材,竹,アシ,皮袋を並べてつなぎ合わせ,それらの浮力を利用するいかだは,沿岸,礁湖,河川,湖などでの漁労活動や運搬の用具として世界の各地に分布する。木製のいかだは,韓国の南海島や済州島ではパルソンとよばれ,漁労や海藻採取に使用されている。7本の丸太の4ヵ所に穴をあけ,そこに細木を通して固定した長さ6m,幅1.5mのいかだで,手すりや座席までついている。南アメリカの大西洋岸でも木製いかだが広く用いられているが,とくにブラジル沿岸ではバルサ材が使われ,速力を増すためにいかだの先端をそり上げて三角形にしたジャンガダとよばれるいかだがつくられている。…

【運材】より

…空中に張られた鋼索により木材を運搬するこの方法は,林地を損傷することが少なく,地形やこう配などの制限も少ないので全国的に普及し,技術的にも発達して長距離・多支間・連送式のものが用いられるようになった。水上運材は河川を利用した管(くだ)流し,筏(いかだ)流しと,湖水や海などで行われる海上筏などがある。河川を利用する水上運材は,まだ適切な陸上運材施設が少なかったころには長距離運材によく用いられてきたが,陸上運材に比して木材の損傷や消失が多く,天候や水量などに影響されて搬出に多大の日数を要することなどのほかに,各地で水力発電ダムの建設が進みしだいに陸上運材に切り換えられた。…

【川狩り】より

…川狩りという言葉は次の2様の意味をもっていた。その一つは川で魚を捕ること,いま一つは川の流れを利用して木材を運ぶ方法のことである。今も方言として残る例がある。前者の例としては埼玉県秩父地方,島根県隠岐などで魚を捕りに河原へ行くことをカワガリという。後者の例では山梨県南巨摩郡,静岡県周智郡,愛知県北設楽(きたしたら)郡,岐阜県吉城郡,奈良県吉野郡,和歌山県日高郡などで木材を搬出するのに単材をいかだに組まずに川流しすることをカワガリと呼んでいる。…

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