箱井村(読み)はこいむら

日本歴史地名大系 「箱井村」の解説

箱井村
はこいむら

[現在地名]男鹿市五里合箱井いりあいはこい

男鹿半島の北頸部、五里合盆地の西側に位置する。西は琴川ことがわ村。湯本街道が村内を通る。

天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「はこい村 屋ち村」合わせて五二八石五斗二升三合とある。文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)には箱井村として三三石三斗八合とある。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に二三八石と記され、享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)には当高二四七石六升八合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android