いせ(読み)イセ

  • hanging ratio

デジタル大辞泉の解説

《動詞「いせる」の連用形から》裁縫技法の一。洋服の袖山、たびのつま先などを縫うとき、長短2枚の布の長い方を縮めて丸みやふくらみを出すこと。

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世界大百科事典 第2版の解説

網漁具を構成する際,網地をにとりつけるときにたるませる割合縮結(しゆつけつ)ともいう。網地の長さは網目を完全に引きのばした状態で測るので,網地を同じ長さの綱につけたのでは網の目が開かない。網地の長さ(N)から綱の長さ(R)を引いて,綱の長さで割ったもの(NR)/Rを外割(そとわり),網地の長さで割ったもの(NR)/Nを内割(うちわり)という。東北・北海道地方では外割を用いるが,一般には内割を用いる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (下一段動詞「いせる」の連用形の名詞化)
① 着物などを縫い合わせる時、長短二枚の長い方をちぢめて縫うこと。ぬいしめ。
※家庭袋物細工全書(1915)〈中村興湖・村井秋翠〉「勢ひ其長い方を縮ませて合せて縫ふ様になります。斯くの如き縮ませを縮(イ)せを取ると申します」
② 漁網を作る場合に、綱に対して網地をたるませてつけること。いさり。よせ。

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