…築泥(ついひじ)からの転で,字のごとく本来は練り土を積み上げて造った塀。現在知られている最も本格的なものは,1尺(約30cm)ほどの石垣積みの基礎上の両側に6~10尺ごとに須柱(すばしら)と呼ばれる柱を立て,その外面に幕板という仮枠をあててその中に練り土を入れ,棒で突き固める〈版築(はんちく)〉という手法による。…
※「築泥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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