篠束郷(読み)しのつかごう

日本歴史地名大系 「篠束郷」の解説

篠束郷
しのつかごう

和名抄」高山寺本に「之乃豆加」、東急本に「之乃都加」と訓ずる。天平一八年(七四六)九月二〇日の日付を記す平城宮出土木簡に「参河国宝飫郡篠束郷中男作物小擬六斤」とみえる。宝飯郡小坂井こざかい町内の旧篠束村を遺地とすることに異説はない。増基の紀行「いほぬし」にみえる「しのをか」もこの地と考えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む