精選版 日本国語大辞典「異説」の解説
い‐せつ【異説】
〘名〙
※古今著聞集(1254)六「今度異説を吹きたりけるに、度を失し拍子をあやまりにけり」
※太平記(14C後)二五「何れも異説(イセツ)多端なり」 〔月上女経‐下〕
② 怪しげな説。変な説。
※徒然草(1331頃)一一六「何事も珍しき事を求め、異説を好むは」 〔晉書‐荀勖伝〕
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