簪蕨(読み)カンザシワラビ

世界大百科事典(旧版)内の簪蕨の言及

【カニクサ】より

…さらに南で報告されているものが日本のカニクサと同じかどうか,まだ研究の必要があるし,アメリカでも栽培から逸出したものが野生化しているところがあるという。琉球や小笠原にある近縁のフサシダSchizaea digitata (L.) Sw.やカンザシワラビS.dichotoma (L.) Sm.は胞子囊の構造などはカニクサと同じだが,栄養器官の形質には似たところがない。【岩槻 邦男】。…

※「簪蕨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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