籍籍・藉藉(読み)せきせき

精選版 日本国語大辞典 「籍籍・藉藉」の意味・読み・例文・類語

せき‐せき【籍籍・藉藉】

〘形動ナリ・タリ〙
世間であれこれと取沙汰されるさま。くちぐちにやかましいさま。かまびすしいさま。
※岷峨集(1313‐28頃)上・寄趙顔啓「藉々香名趙倚楼、晩唐詩塁独蠃籌」
史記抄(1477)一二「諸侯籍々たるぞと云はわるいぞ」 〔漢書‐景十三王伝・江都王非〕
物事が、乱れているさま。〔漢書‐劉屈氂伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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