粗糙(読み)ソゾウ

デジタル大辞泉 「粗糙」の意味・読み・例文・類語

そ‐ぞう〔‐ザウ〕【粗×糙】

[名・形動]きめがあらいこと。また、そのさま。
「外の―なる部分内部の紙の如き質とは」〈柳河春三訳・開物新書〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 粗造

精選版 日本国語大辞典 「粗糙」の意味・読み・例文・類語

そ‐ぞう‥ザウ【粗糙・麁糙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 質があらく、手ざわりがざらざらしていること。きめのあらいこと。また、そのさま。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
  3. そぞう(粗造)〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android