粟津水棹(読み)アワヅ スイトウ

20世紀日本人名事典 「粟津水棹」の解説

粟津 水棹
アワヅ スイトウ

明治〜昭和期の俳人



生年
明治13(1880)年5月25日

没年
昭和19(1944)年10月16日

出生地
京都市東六条

本名
粟津 操

経歴
中学卒業後、漢籍や絵を学び、明治33年父祖の業を継ぎ大谷句仏上人の筆頭家従として近待する。この頃、河東碧悟桐らに俳句を学び、37年中川四明主宰のもとに「懸葵」を創刊し、20年間編集に携わる。また「獺祭同人となり、昭和初期には「桃李」を主宰した。大正9年、名和三幹竹との共編で「四明句集」を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android