漢籍(読み)カンセキ

デジタル大辞泉 「漢籍」の意味・読み・例文・類語

かん‐せき【漢籍】

中国書物。中国人によって書かれた漢文形態の書物。漢書。からぶみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漢籍」の意味・読み・例文・類語

から‐ぶみ【漢籍・唐文】

  1. 〘 名詞 〙 中国の書籍。漢文の書物。また、中国の文章。かんぶん。
    1. [初出の実例]「うたてなどやまとにはあらぬから文の跡をまなばぬ身となりにけん〈藤原為家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)五)

かん‐せき【漢籍】

  1. 〘 名詞 〙 中国人によって漢文で書かれた書物。からぶみ。漢書。
    1. [初出の実例]「誰も誰も、かの漢籍の説にのみ心ひかれて」(出典:古道大意(1813)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android