粥腹(読み)カユバラ

デジタル大辞泉 「粥腹」の意味・読み・例文・類語

かゆ‐ばら【×粥腹】

粥を食べただけの腹。力が十分に入らない状態をいう。「粥腹では力仕事ができない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粥腹」の意味・読み・例文・類語

かゆ‐ばら【粥腹】

  1. 〘 名詞 〙 粥を食べただけで腹をみたすこと。多く、力のはいらない腹をいう。
    1. [初出の実例]「かゆばらは養生訓のおしえなり」(出典:洒落本・残座訓(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android