糾はる(読み)アザワル

デジタル大辞泉 「糾はる」の意味・読み・例文・類語

あざわ・る〔あざはる〕【糾はる】

[動ラ四]絡みつく。もつれあう。まつわる。あざなわる。
「我が手をばいもにまかしめ真栄葛まさきづら手抱たたき―・り」〈継体紀・歌謡

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「糾はる」の意味・読み・例文・類語

あざわ・るあざはる【糾】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 からみあうようにして巻きつく。いくつかの物がからみあうようにまじる。まつわりつく。あざなわる。
    1. [初出の実例]「妹が手を 我に枕(ま)かしめ 我が手をば 妹に枕かしめ 真栄葛(まさきづら) 手抱(ただ)き阿蔵播梨(アザハリ)」(出典日本書紀(720)継体七年九月・歌謡)
    2. 「糺縄 アザハレルナハ〔選〕」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))

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