デジタル大辞泉 「糾はる」の意味・読み・例文・類語 あざわ・る〔あざはる〕【▽糾はる】 [動ラ四]絡みつく。もつれあう。まつわる。あざなわる。「我が手をば妹いもにまかしめ真栄葛まさきづら手抱たたき―・り」〈継体紀・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「糾はる」の意味・読み・例文・類語 あざわ・るあざはる【糾】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 からみあうようにして巻きつく。いくつかの物がからみあうようにまじる。まつわりつく。あざなわる。[初出の実例]「妹が手を 我に枕(ま)かしめ 我が手をば 妹に枕かしめ 真栄葛(まさきづら) 手抱(ただ)き阿蔵播梨(アザハリ)」(出典:日本書紀(720)継体七年九月・歌謡)「糺縄 アザハレルナハ〔選〕」(出典:書陵部本名義抄(1081頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例