紅の末摘花(読み)くれないのすえつむはな

精選版 日本国語大辞典 「紅の末摘花」の意味・読み・例文・類語

くれない【紅】 の 末摘花(すえつむはな)

  1. ( 花を末の方から摘み取って紅(べに)をつくるところから ) 植物べにばな(紅花)」の異名
    1. [初出の実例]「外(よそ)のみに見つつ恋なむ紅乃末摘花(くれなゐノすゑつむはな)の色に出でずとも」(出典万葉集(8C後)一〇・一九九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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