紅唇(読み)コウシン

デジタル大辞泉 「紅唇」の意味・読み・例文・類語

こう‐しん【紅唇】

赤いくちびる。べにをつけたくちびる。また、美人のくちびる。朱唇

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精選版 日本国語大辞典 「紅唇」の意味・読み・例文・類語

こう‐しん【紅唇・紅脣】

  1. 〘 名詞 〙 赤いくちびる。べにをつけたくちびる。また、美人のくちびる。朱唇。絳唇(こうしん)
    1. [初出の実例]「暁日粧ひなす千騎の女、こうしん・翠黛色を交へ」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一)

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世界大百科事典(旧版)内の紅唇の言及

【唇】より

…ヒト以外の哺乳類の口唇はほぼこのようなものだが,ヒトでは内面の粘膜が外気にさらされる外面にまでめくれ出し,口腔粘膜から皮膚にいたる移行帯をなしている。ヒトで俗に唇とよばれるのはこの部分で,強い赤みをおびているので解剖学上は紅唇または唇紅,赤唇縁という。その表面は角質化の弱い上皮に覆いつくされ,毛も皮脂腺もなく,汗腺その他の外分泌腺もない。…

※「紅唇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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