紅摺り絵(読み)ベニズリエ

デジタル大辞泉 「紅摺り絵」の意味・読み・例文・類語

べにずり‐え〔‐ヱ〕【紅×摺り絵】

浮世絵版画で、墨版のほか紅・緑を主としたわずかな色数の色摺り木版画。江戸中期に始まり、のち錦絵にしきえに発展した。紅絵べにえともよばれたが、今日では区別している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android