紅葉つ(読み)モミツ

デジタル大辞泉 「紅葉つ」の意味・読み・例文・類語

もみ・つ【紅葉つ/黄葉つ】

[動タ四]もみず」に同じ。
秋山に―・つ木の葉のうつりなば更にや秋を見まくりせむ」〈・一五一六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紅葉つ」の意味・読み・例文・類語

もみ・つ【紅葉・黄葉】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙もみず(紅葉)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「子持山若かへるての毛美都(モミツ)まで寝もと吾(あ)は思(も)ふ汝は何(あ)どか思(も)ふ」(出典万葉集(8C後)一四・三四九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android