紅葉づ(読み)モミズ

デジタル大辞泉 「紅葉づ」の意味・読み・例文・類語

もみ・ず〔もみづ〕【紅葉づ/黄葉づ】

[動ダ上二]《四段動詞「もみつ」の変化した語》秋になり草木の葉が紅や黄色に色づく。紅葉する。
「雪降りて年の暮れぬる時にこそつひに―・ぢぬ松も見えけれ」〈古今・冬〉

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精選版 日本国語大辞典 「紅葉づ」の意味・読み・例文・類語

もみ・ずもみづ【紅葉・黄葉】

  1. ( 古くは「もみつ」 )
  2. [ 1 ] 〘 自動詞 ダ四段活用 〙もみつ(紅葉)
  3. [ 2 ] 〘 自動詞 ダ上二段活用 〙 ( 四段活用動詞「もみつ」が平安初期以後上二段化し、語尾が濁音化したもの ) 秋になり、木の葉が紅や黄に色づく。紅葉(こうよう)する。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「雪ふりてとしのくれぬる時にこそつひにもみぢぬ松もみえけれ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)冬・三四〇)

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