紙子着て川へ嵌まる(読み)カミコキテカワヘハマル

デジタル大辞泉 「紙子着て川へ嵌まる」の意味・読み・例文・類語

紙子かみこかわま・る

無謀なことをして、自ら破滅を招くことのたとえ。
[類語]飛んで火に入る夏の虫愚人は夏の虫墓穴ぼけつを掘る自ら墓穴を掘る雪仏の水遊び

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙子着て川へ嵌まる」の意味・読み・例文・類語

かみこ【紙子】 着(き)て川(かわ)へ=はまる[=はいる]

  1. ( 「はまる」は落ちこむ意 ) 無分別な事、無謀な事をしてみずから破滅を招くことのたとえ。紙子着て川立ち。紙子の水かけあい。
    1. [初出の実例]「紙子きて川へはまらふが、油塗って火にくばらふが、うぬがざんまい」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android