細粉(読み)さいふん

精選版 日本国語大辞典 「細粉」の意味・読み・例文・類語

さい‐ふん【細粉】

〘名〙
① こまかい粉。微細な粉末
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉五「三角四面の結晶物を砕て、十分と為し万分と為し遂に細粉と為すも」
② (━する) 砕けて細かい粉になること。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「細粉せる花崗岩の化成せし地層上に在るを以て」

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