終に\遂に往く道(読み)ついにゆくみち

精選版 日本国語大辞典 「終に\遂に往く道」の意味・読み・例文・類語

ついに【終に・遂に】 往(ゆ)く道(みち)

  1. 最後には行かなくてはならない道。すなわち、死出の道。また、死ぬこと。
    1. [初出の実例]「つゐにゆく道とはかねてききしかどきのふけふとはおもはざりしを〈在原業平〉」(出典:古今和歌集(905‐914)哀傷・八六一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android