終の住処(読み)ついのすみか

精選版 日本国語大辞典 「終の住処」の意味・読み・例文・類語

つい【終】 の 住処(すみか)

最後に住むところ。終生住むべきところ。また、死後に落ち着くところ。
拾遺(1005‐07頃か)哀傷・一三二六「草枕人はたれとかいひおきしつゐのすみかはの山とぞ見る〈源順〉」

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デジタル大辞泉 「終の住処」の意味・読み・例文・類語

ついのすみか【終の住処】[書名]

磯崎憲一郎短編小説。平成21年(2009)発表。同年、第141回芥川賞受賞。

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