結しる(読み)ケッシル

デジタル大辞泉 「結しる」の意味・読み・例文・類語

けっ・しる【結しる】

[動サ上一]《「けっ(結)する」(サ変)の上一段化》「結する1」に同じ。
「がうぎに―・しるな」〈滑・八笑人・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「結しる」の意味・読み・例文・類語

けっ・しる【結】

  1. 〘 自動詞 サ行上一 〙 ( サ変動詞「けっする(結)」の上一段化したもの ) =けっする(結)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「がうぎにけっしるな、あとがつけへてゐるぜ」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android