…歌舞伎狂言の梗概を物語風に記した書籍の総称。挿絵入りであるところから〈絵入(えいり)狂言本〉ともいう。狂言本は,歌舞伎の最初の充実期ともいうべき貞享・元禄期(1684‐1704)に刊行され,流行し,1739年(元文4)の《けいせいあらし山》まで京坂と江戸で約200種が出版されている。…
※「絵入り狂言本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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