デジタル大辞泉 「絶え絶え」の意味・読み・例文・類語 たえ‐だえ【絶え絶え】 [名・形動]1 今にもとぎれそうでいながら、やっと続いていること。また、そのさま。「息も絶え絶えな(の)ようす」「蚊遣の煙の―になったのを見て」〈鴎外・蛇〉2 続かずにきれぎれになること。とぎれとぎれになっていること。また、そのさま。「啜泣きは、まだ―に聞えていた」〈芥川・秋〉「朝ぼらけ宇治の川霧―にあらはれ渡るせぜのあじろ木」〈千載・冬〉[副]長く続かずに時々切れるさま。とぎれとぎれ。「大殿おほいとのには―まかで給ふ」〈源・帚木〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例