精選版 日本国語大辞典 「緒総」の意味・読み・例文・類語
お‐ぶさを‥【緒総】
- 〘 名詞 〙
- ① 佩物(おびもの)の下に垂れる飾りの紐。
- [初出の実例]「稲刈つれて小舟乗込〈青山〉 狗の尾房さげたる雄の童〈嵐雪〉」(出典:俳諧・袖草紙所引鄙懐紙(1811)元祿六年歌仙)
- ② 虹(にじ)をたとえていう語。
- [初出の実例]「高野へまいりけるに、かづらきの山ににうじのたちたりけるをみて さらにまたそりはしわたすここちしてをぶさかかれるかづらきのみね」(出典:聞書残集(12C末))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...