編み立つ(読み)あみたつ

精選版 日本国語大辞典 「編み立つ」の意味・読み・例文・類語

あみ‐た・つ【編立】

  1. 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. 編纂する。編集する。
    1. [初出の実例]「密々都護・政行等相談云、先四季等以此間出現之和歌大概可編立哉之由、以吉日時宜歟云々」(出典実隆公記‐文明一六年(1484)九月六日)
    2. 「此小経をあみたてなづけてどちりいな きりしたんといふ」(出典:どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)序)
  3. 工夫して作り出す。編み出す。
    1. [初出の実例]「其ほどほどにつけてのおもはせぶりあり。又一重こして手だてをあみたてたるのは」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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