縁の露(読み)ゆかりのつゆ

精選版 日本国語大辞典 「縁の露」の意味・読み・例文・類語

ゆかり【縁】 の 露(つゆ)

  1. ( 露のゆかり、の意 ) ほんのわずかのゆかりを露にたとえていう。
    1. [初出の実例]「名に負ふ古き都人の、縁りの露の落ちぶれたる」(出典:謡曲・蘆刈(1430頃))

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