縛り搦める(読み)しばりからめる

精選版 日本国語大辞典 「縛り搦める」の意味・読み・例文・類語

しばり‐から・める【縛搦】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]しばりから・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 つかまえて縛る。
    1. [初出の実例]「童部五六人ばかり〈略〉古鳶のよにおそろしげなるを、しばりからめて、すはえにて打ちけり」(出典:十訓抄(1252)一)
    2. 「我は死もせいで、しはりからめられたりなんどして、辱をかいたれども」(出典:史記抄(1477)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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