縫殿村(読み)ぬいむら

日本歴史地名大系 「縫殿村」の解説

縫殿村
ぬいむら

[現在地名]増田町増田 縫殿ぬいどの

成瀬なるせ川の北、増田村と地続きの南にあり、川を越して枝郷羽場はば村がある。元和年間(一六一五―二四)以降の新田村である。

小原縫殿之助が元和三年に受けた差紙に「増田之内 一、西川原・一、熊之淵永荒新開之事心得候、休明次第に可致披露もの也」(増田町郷土史資料)とあり、その後寛文一〇年(一六七〇)の平鹿郡縫殿村物成諸役相定条々(増田町郷土史)に本田高九七石余、新田二五石余、計一三七石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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