日本歴史地名大系 「増田町」の解説 増田町ますだまち 秋田県:平鹿郡増田町面積:七三・八二平方キロ岩手県境の栗駒(くりこま)山から流れる成瀬(なるせ)川・皆瀬(みなせ)川の合流する扇状地に幾つかの集落があり、その中心が近世期の増田村となる。増田から東へ成瀬川沿いに上ると真人(まとう)山(三九一メートル)があり、この付近から上流は狭い谷となり、中流地点の旧湯(ゆ)ノ沢(さわ)村域で支流の狙半内(さるはんない)川が合流する。谷間の集落は近世中期から養蚕・煙草の栽培が盛んで、増田村はその集散地、消費物資の市場であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by