繭団子(読み)マユダンゴ

精選版 日本国語大辞典 「繭団子」の意味・読み・例文・類語

まゆ‐だんご【繭団子】

  1. 〘 名詞 〙まゆだま(繭玉)
    1. [初出の実例]「まゆだんごとて、梅計りにてだんごを拵へて、わらうだの中に入て、蚕の神を祭る」(出典:諸国風俗問状答(19C前)陸奥国信夫郡伊達郡風俗問状答)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の繭団子の言及

【繭玉】より

…繭の豊収を祈って作られる作り物の一種。柳やミズキなどの枝に繭の形にした餅やだんごを多数つけたもので,メーダマ,繭餅,繭だんごともいう。東北から関東,中部など東日本の養蚕地帯で盛んに作られた。…

※「繭団子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む