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罔象女 みつはのめ

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朝日日本歴史人物事典の解説

罔象女

古事記『日本書紀』伊奘冉尊が火の神を出産し,そのために火傷を負って亡くなるとき,その漏らした尿から生まれた水の神。『日本書紀』には,神武天皇が神祭りのために用意した水を「厳罔象女」と称したことが記されている。水神という普遍性を持った神なので,全国各地で祭られているが,『延喜式』には阿波国美馬郡に「弥都波能売神社」と,この神の名にちなんだ社名がみえる。またこの神を祭神とする神社では奈良県東吉野村丹生川上神社の中社が著名。<参考文献>西郷信綱『古事記注釈』2巻

(神田典城)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
朝日日本歴史人物事典について | 情報

世界大百科事典内の罔象女の言及

【井戸】より

…井戸には井(戸)神,水神の信仰が伴って,民俗信仰を形成している。記紀では,水神を,罔象女(みつはのめ)と記し,井神は〈御井の神〉または〈木の俣(また)の神〉などともいって,別個の神格としている。井神も広い意味での水神に属するだろうが,井戸という限定された場所の守護霊としての位置が特徴となっている。…

※「罔象女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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