罕有日記(読み)かんゆうにつき

日本歴史地名大系 「罕有日記」の解説

罕有日記
かんゆうにつき

九巻九冊 森一馬・高井佐藤太著

成立 安政四年

写本 市立函館図書館

解説 越後長岡藩主牧野忠雅が老中職にあったとき、蝦夷地北蝦夷地(カラフト)の調査に派遣した長岡藩士たちの日記。巻一―八は安政四年四月一日長岡を出発して西蝦夷地経由でカラフト北西岸のポロコタンに至り、カラフト南部・東蝦夷地を周回したのち、盛岡仙台を経由して九月三〇日江戸藩邸に到着するまでの詳細な日記。多数の彩色の風景・風俗画が挿入されている。巻九は江戸滞在および長岡への帰国途次の日記である。

活字本 「続函館市史」史料集三(一部)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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