罪責(読み)ザイセキ

デジタル大辞泉 「罪責」の意味・読み・例文・類語

ざい‐せき【罪責】

罪を犯した責任

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「罪責」の意味・読み・例文・類語

ざい‐せき【罪責】

  1. 〘 名詞 〙 罪を犯した責任。犯罪の責任。
    1. [初出の実例]「曾以不用之上者、罪責彌難遁者哉」(出典東大寺文書‐四ノ一三・正慶元年(1332)七月日・美濃茜部荘雑掌定尊申状案)
    2. 「武敵の至り重科双び無し、隠謀の企罪責(ざいセキ)余り有り」(出典:太平記(14C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android