置き積む(読み)おきつむ

精選版 日本国語大辞典 「置き積む」の意味・読み・例文・類語

おき‐つ・む【置積】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 置き重なって積もる。
    1. [初出の実例]「秋の野にいかなる露のをきつめばちぢの草葉の色かはるらん〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋下・三七〇)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 置いて積み重ねる。たくさん積む。
    1. [初出の実例]「かずかずになきものぐさををきつめば露さへもらずくずのうらばに」(出典:大斎院御集(11C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む