精選版 日本国語大辞典 「置扇」の意味・読み・例文・類語
おき‐おうぎ‥あふぎ【置扇】
- 〘 名詞 〙
- ① 宿を出発する時に、宿への礼に扇を残して置くこと。また、その扇。
- [初出の実例]「高野の麓惣箔の露〈西鶴〉 置扇檀那めくりをこころさし〈友雪〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)二)
- ② 秋になって使用しなくなり、放置しておく扇。捨て扇。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「コスモスの四窓の秋や置扇」(出典:山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...