罷り隠る(読み)まかりかくる

精選版 日本国語大辞典 「罷り隠る」の意味・読み・例文・類語

まかり‐かく・る【罷隠】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 「隠れる」の謙譲語。
  2. ① 身をひそめるの意をへりくだっていう。
    1. [初出の実例]「其を待て必ずし奉れと此殿の上の被仰つれば、罷隠れて候つるに」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)
  3. ② ( この世から隠れるの意で ) 死ぬことをへりくだっていう。なくなる。
    1. [初出の実例]「いやゆき、まかりかくれてことし六年になんなりぬる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む