美利河遺跡(読み)びりかいせき

世界大百科事典(旧版)内の美利河遺跡の言及

【旧石器時代】より

…約2万5000年前からヨーロッパと同じような石刃技法が出現し,約2万年前からはナイフをはじめとする各器種の変化が著しくなり,約1万5000年前からは細石器という名で呼ばれる組合せ道具としての細石刃が発達する。石器以外の石製品としては,緑泥片岩を用いたこけし形石偶が大分県岩戸遺跡から発掘されており,また北海道湯ノ里遺跡および美利河(びりか)遺跡では,ともに暗緑色の石製ビーズが出土した。前者はべんがらを散布した墓壙の底から発見されたという。…

※「美利河遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」