美利河遺跡(読み)ピリカいせき

最新 地学事典 「美利河遺跡」の解説

ピリカいせき
美利河遺跡

Pirika site

北海道今金町の後志利別川支流,ピリカベツ川左岸丘陵上に立地する後期旧石器時代後半期の遺跡。1986~2006年に調査。約20万点に及ぶ珪質頁岩やメノウ製石器の製作跡が確認された。峠下型細石刃核・蘭越型細石刃核・有舌(茎)尖頭器や大形両面加工尖頭器を特徴とする石器群などが発掘。「斑れい岩─かんらん岩」複合岩体起源石材による石製小玉が伴い,旧石器時代では希少な装飾品出土例。遺跡の一部は国史跡に,石器の一部は美利河1遺跡出土品として重要文化財に指定されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 橋詰

世界大百科事典(旧版)内の美利河遺跡の言及

【旧石器時代】より

…約2万5000年前からヨーロッパと同じような石刃技法が出現し,約2万年前からはナイフをはじめとする各器種の変化が著しくなり,約1万5000年前からは細石器という名で呼ばれる組合せ道具としての細石刃が発達する。石器以外の石製品としては,緑泥片岩を用いたこけし形石偶が大分県岩戸遺跡から発掘されており,また北海道湯ノ里遺跡および美利河(びりか)遺跡では,ともに暗緑色の石製ビーズが出土した。前者はべんがらを散布した墓壙の底から発見されたという。…

※「美利河遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む