かんらん岩(読み)カンランガン

化学辞典 第2版 「かんらん岩」の解説

かんらん岩
カンランガン
peridotite

かんらん石輝石を主要構成鉱物とし,スピネルざくろ石を伴う塩基性変成岩エクロジャイトと同様,マントルを構成する主要な高圧層岩石と考えられる.かんらん石と輝石の割合によって,ダナイト(かんらん石90% 以上),レールゾライト(かんらん石約50%)などの区別がある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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