美南見十二候(読み)ミナミジュウニコウ

デジタル大辞泉 「美南見十二候」の意味・読み・例文・類語

みなみじゅうにこう〔みなみジフニコウ〕【美南見十二候】

江戸後期の浮世絵師鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で出版したところで刊行中止となった。「清長三大揃物」と称される代表作の一。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android