群霞み(読み)むらがすみ

精選版 日本国語大辞典 「群霞み」の意味・読み・例文・類語

むら‐がすみ【群霞・叢霞】

  1. 〘 名詞 〙 群がりたつ霞。むれ立つ霞。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「雲雀あがる春の野沢のあさみどり空に色こきむら霞かな」(出典:広本拾玉集(1346)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android