羽丹生町(読み)はにうまち

日本歴史地名大系 「羽丹生町」の解説

羽丹生町
はにうまち

[現在地名]福井市西木田にしきだ二丁目

北陸街道沿いの木田中きだなか町と同ひがし町との間を南に入ったところにある地方町。慶長三年(一五九八)頃の一二月一八日付林伝右衛門尉判物(橘家文書)に「下木田村之内羽丹生村」とみえる。正徳三年(一七一三)頃の御城下惣町間数帳は「地方羽丹生 三拾三間、往還ヨリ御蔵屋鋪迄、但道幅一間一尺」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 油屋 東方

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android