東方(読み)トウホウ

  • あずまがた あづま‥
  • とうほう ‥ハウ
  • とうほう〔ハウ〕
  • ひがしかた

大辞林 第三版の解説

東の方。東の方面。 ⇔ 西方
東の方角。
勝負する者を東西二組に分けたときの東の組。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 東国の方面。
※源氏(1001‐14頃)東屋「あづま方のはるかなるせかいにうづもれて」
〘名〙 (古くは「とうぼう」とも)
① 東のかた。東の方角。東の方面。
※聖徳太子伝暦(917頃か)上「日羅跪地而合掌白曰。敬礼救世観世音伝燈東方粟散王。云云」
※名語記(1275)六「東方に大彗星現ぜりき」 〔易経‐説卦〕
② (中国からみて、東の方にあたるところから) 日本の国をさしていう。
※性霊集‐序(835頃)「詞翰倶美誠興東方君子之風
③ (京からみて東方の意で) 鎌倉幕府をさしていう。
※神皇正統記(1339‐43)下「其後征夷大将軍に拝任す。それより天下のこと東方のままに成にき」
④ ヨーロッパの東の方の国。また、ヨーロッパから見て東に位置する国々。バルカン半島の諸国、アジアの諸国、日本などをさす。オリエント。
※輿地誌略(1826)一「古斯剌勿尼亜(コスラボニア)、波羅泥亜(ポロニア)及東方の古書を蔵む」
〘名〙
① 東の方角。また、勝負などの場合に、双方を東西に分けた時の、東に位置する陣営。
※相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉相撲見物記「如何したものか、以前から相撲では今の東方が好きであった」
※歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二「西の方床の間、金比羅餝り有。東方暖簾口」

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