羽撃(読み)はたたき

精選版 日本国語大辞典 「羽撃」の意味・読み・例文・類語

は‐たたき【羽撃】

〘名〙 (「はだたき」とも) 鳥が両翼を広げて、うち合わすこと。はばたき。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※古活字本毛詩抄(17C前)二「泄々然とはたたきをするよ」

は‐たた・く【羽撃】

〘自カ四〙 鳥が両翼を広げて、うち合わす。はばたく。
※為忠集(鎌倉中か)「朝露にこぬれはたたく鶯の散らまく惜しき梅の花かも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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