老の繰り言(読み)おいのくりごと

精選版 日本国語大辞典 「老の繰り言」の意味・読み・例文・類語

おい【老】 の 繰(く)り言(ごと)

  1. 老人が、言っても益のない愚痴をくどくどと繰り返して言うこと。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「老の繰り言」の解説

老いの繰り言

老人が、言っても益のない愚痴をくどくどと繰り返して言うこと。老人の愚痴。

[使用例] わしは、なくなったお母さんと二人分、気をもんでいるのだ。それを、あの子に知ってもらいたかったのです。あの子は、それさえ覚えていたら、それを覚えている限りは、ああ、わしは、同じことばかり言っている。老いの繰り言というやつだ[太宰治*新ハムレット|1941]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む