耄れる(読み)ぼれる

精選版 日本国語大辞典 「耄れる」の意味・読み・例文・類語

ぼ・れる【耄】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 ( 「ほれる(惚)」の変化した語 )
  2. 年老いてぼんやりする。ぼける。
    1. [初出の実例]「老に耄(ボレ)てや気違かと」(出典浄瑠璃・菖蒲前操弦(1754)四)
  3. 酒に酔う。
    1. [初出の実例]「耄(ホレ)てさへ孫に土産を思ひ出す〈紫紅〉」(出典:俳諧・其便(1694))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む